保育士にも保護者にも選ばれる保育施設の特徴
今年度が始まってから約一ヶ月、保育施設によっては明暗が別れてくる時期ではないでしょうか。
保育士や園児を確保するためにはさまざまな角度から工夫するポイントがあります。
保育士や保護者に選ばれる保育施設はどのような特徴があるのでしょうか。
好印象の保育施設
保育士や保護者が保育施設を選ぶときには、保育園のサイトや実際の口コミを確認しつつ、実際に園を見学して決定することが多いようです。
どういったポイントを抑えるとそうした情報収集の際に好印象を与えることができるのでしょうか。
●園のサイトがみやすい
入り口となる保育園のHP。
ほとんどの保育施設がさまざまな媒体を介してサイトを展開しています。
一番のポイントは定期的に更新されているか、サイトは見やすいか。
わかりやすいと保育園の魅力が伝わりやすいですし、園の様子が定期的に更新されていると職員の手が足りていることが伝わります。
保育士の就職・転職活動の際や、保護者が入園を決める際にもネットでの情報収集は必須です。
保育施設の魅力が伝わるように自園のサイトを見直してみましょう。
●ICT化が進んでいる
保育士に選ばれる保育施設としてICT化が進んでいる施設は間違いがありません。
保育士の業務負担につながること、仕事を抱える保護者から見ても保育業務のICT化は好印象を与えるでしょう。
事務作業よりも子どもたちの保育に時間をさいていること、時代に合わせて新しいことへ挑戦していることが伝わります。
保護者用のツールもあれば、ICT化が保護者に直接メリットになるのでより選ばれる可能性が高くなるでしょう。
●保育を公開している
保育施設のサイトや園庭開放などを通して日頃から保育を公開している園も保育士や保護者から選ばれています。
求人サイトにも「気軽に見学を」など見学希望者を受け入れている園は、いつでも見学者を迎え入れる準備が整っているということです。
保育の質や清潔感、園内外の環境が整っていない保育施設は、見学者を迎え入れるために準備が必要になります。
そのため見学希望を申し入れてもなかなか日程が設定できないのです。
もちろん行事やクラスの子どもたちの状況によって難しいこともあるでしょう。
可能な限り公開できるように日頃から保育が公開できるよう管理を行き届かせておくことが大切です。