保育士・保護者に選ばれる保育園とは vol.1
転職を考えている保育士や、入園を考えている保護者は、保育施設の口コミやHPを確認したり、実際に見学するなどの方法で情報を収集しています。
つまり、保育士や保護者に選ばれる保育園になるには、保育園選びの情報収集をされる時に、どのような印象を与えられるかがポイントなのです。
園を運営する上で保育士や保護者への対策は必要不可欠。常に工夫していくようにしましょう。
今回は選ばれる保育園であるためのポイントをご紹介します。
保育を公開している
保育園のサイトしかり、求人票然りですが、保育を公開していることは保育士や保護者を安心させる効果があります。
いつでも見学希望者を受け入れている園は、常に保育の質・園内外の清潔感が保たれているでしょう。
保育の内容、保育環境の管理が行き届いているイメージを与えられます。
可能な限りいつでも保育を公開できるように日頃から意識しながら保育園を運営するとよいでしょう。
保育方針が確立されている
保育士や保護者の中には「保育方針」を重視して保育園を選ぶ方もいらっしゃいます。
どのような保育・子どもの姿を指標として日々の保育を行っているのか、理想の保育と園の保育方針を比較してより賛同できる保育方針を掲げている保育園を選ぶのです。
保育方針をしっかり確立した上で、保育スタッフ全体で共有・理解を深める必要があります。
保育スタッフが子どもに丁寧に接している
特に保護者は保育園を選ぶ上で保育スタッフの子どもへの接し方を重視するでしょう。
子どもたちに対する言葉遣いや子どもたちの医師を尊重しているか。子どもたちへの関わり方がチェックポイントになります。
日々忙しく保育をしているとゆっくり振り返る機会も少ないでしょうけれど、保育士はもちろん、保護者に選ばれる園を目指すためには接し方の振り返りも大切でしょう。
保育スタッフの表情が明るい
子どもたちが安心して保育園に通うためには、保育スタッフの明るい表情も大切です。
保育士が楽しく保育をしているようであれば、保育の質への期待も高まるでしょう。
逆に保育スタッフの表情が暗ければ、「業務が多く疲れてるのかも」「人間関係がよくないのかも」と保育士にも保護者にも不安な印象を与えてしまいます。
保育士の人数が多い
保育園には子どもの人数に対する保育士の人数の規定があります。この必要最低人数が「配置基準」になります。
国だけでなく自治体によって独自の配置基準を設けてある場合もあります。保育士や保護者に選ばれる園は配置基準を超えて保育士の人数が多い点が特徴です。
人手が足りているため、一人ひとりの業務負担が大きくないイメージを与え、保育士が休暇制度をきちんと利用できる状況である印象を与えます。
保護者も目の行き届いた保育に安心するでしょう。
