保育お役立ち情報

保護者に信頼される保育士になるには

2018.3.12 保育お役立ち情報 , ,


子どもと接するのは得意だけど、保護者との信頼関係を築くのは難しいと考えている方は少なくないでしょう。
多くの保育士が抱える悩みのひとつです。
子育て環境を整えて子どもの成長を支えるためには保護者との信頼関係は必要不可欠。
保護者に信頼される保育士になるための、保護者との関係作りについてご紹介します。

■コミュニケーションをとる
●子どもの情報を伝える
お互いが信頼関係を築くには保護者ひとりひとりとコミュニケーションをとることが大切です。
とても難しいことではありますが、機会があれば積極的に話しかけるという姿勢をもちましょう。
お迎えの時にその日の子どもの様子を伝えるだけでも保護者としてはうれしい貴重な情報です。
連絡帳を通してコミュニケーションをとることもおすすめ。些細なことでも安心感を与えることができます。

●保護者の話を聞く姿勢をみせる
保護者もいろいろなタイプがいるので、第一印象から先入観をもってしまうこともあるでしょう。
しかし、この決めつけを捨てて素直な気持ちで保護者の話を聞くことが大切です。
保護者の悩みや考えを聞き、こちらからも話しかけることでお互いに信頼関係を築けます。
育児理念に同調しつつ、不安や悩みをはき出してもらうことで安心感を得てもらいましょう。

■信頼関係を得るために心掛けること
●笑顔で接する
子どもたちに対して笑顔で挨拶をしたり話しかけたりすることは当たり前にしていることでしょう。
それをそのまま保護者にもむけるだけで、保護者の安心を得ることができます。
保育士が保護者に接するのは朝の忙しい時間帯と帰りの疲れている時間帯。
そんな中でも笑顔を絶やさない保育士はやはり子どもたちからも保護者からも人気が高いのです。
もちろん叱るときやきびしいことを言うときには毅然とした態度がとれる保育士が信頼される保育士といえます。

●適度な距離を保つ
保育士はすべての子どもと保護者に対して平等に接する必要があります。
話しやすい保護者であったり、手がかかる子どもだったりすると必然的によく話をすることになり、信頼も厚くなります。
しかし、特定の保護者と個人的な付き合いをすることは避けなければいけません。
親身になって相談を受けることは大切ですが「あの人だけ特別扱いしている」と思われるようなことがないように、一線を引いて接するようにしましょう。

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