運動会のお遊戯を決めるポイント
毎年毎年やってくるお遊戯会や運動会の曲を決めるのは大変ですね。
遊びの中で楽しく行うこと、子どもたちのかわいい姿をアピールできることを考えると曲選びも大変。
園によっては保育士の研修で新しい曲やお遊戯、体操も勉強されているでしょう。
今回は研修ではやらないであろう曲で選び方のポイントをご紹介します。
■おすすめはEテレ
選挙で物議をかもしたNHK。その教育番組ですが、お遊戯向けの曲が流れる番組が揃っています。
最近爆発的人気を誇っているのは「パプリカ」。
NHKの2020応援ソングです。「Foorin」の子どもたちが歌って踊るナンバーは子どもたちも大好きです。
そして、この曲を作詞作曲した米津玄師さんが歌う「パプリカ 米津玄師バージョン」が「みんなのうた」で流れると、録画する大人も。
郷愁をさそう米津玄師バージョンもいいですが、やはり子どもたちがかわいらしく踊るFoorinの方がよいでしょう。
ダンスを反転させた練習用の動画や、子どもたちの興味をさそうキャラクターたちが歌って踊る動画もあり、来年までなんどもテレビから流れてくるでしょうから子どもたちも覚えやすです。
Eテレは他にもおすすめの曲が流れている番組があります。
●保護者にも人気の曲
実際子ども向けの番組が放送されている時間は、保護者や保育士がみることができる時間帯ではないのです。
しかし低年齢向けの「いないいないばあ」や「おかあさんといっしょ」などは、誰もが通る道。
ほとんどの保護者は知っているでしょう。
年長児には子どもっぽいと思うかもしれませんが、きっと楽しんでくれますよ。
●振り付けがある程度決まっている
番組内で流れる曲の中には、小さな子どもたちが踊れる振り付けが全部決まっている曲もあります。
保護者が忙しい時間に家でテレビを見ながら普段踊っているので、運動会のために振り付けを覚えるという感覚ではなく、遊びとして踊ってくれるでしょう。
振り付けが途中までしかないものや、難しいものはアレンジを加えましょう。
遊びの一環として曲をかけるだけで楽しく体を動かしてくれますよ。
●保育士が振り付けをすぐに確認できる
担任やリーダーとなる保育士は集まってお遊戯の振り付けを考えたり、確認しあったり、教えてもらったりする時間を作らなければなりません。
毎日忙しい保育士が集まるのは大変なことです。
そんな時にテレビ番組であれば、各自レンタルDVDやネットの動画で予習したり確認したりすることができます。
園でアレンジした部分を確認すれば済むので、すぐに共有することができるでしょう。