保育お役立ち情報

保育の質をあげる!保育ドキュメンテーションとは vol.1

2019.2.15 保育お役立ち情報 , ,

ICTシステムを取り入れるなど、保育の質を上げるために取り組んでいる園は少なくないでしょう。
同じく保育の質を上げるための方法として保育ドキュメンテーションを取り入れてみるのはいかがでしょうか?
こちらでは保育ドキュメンテーションについてご紹介します。
■保育ドキュメンテーションとは
本来ドキュメンテーションという言葉自体にある「情報の文書化」という言葉。
保育の現場に置き換えると「保育で行ったことを記録する」「保育の活動記録の可視化(見える化)」という意味合いになります。
いつもやっていること、と思われるかもしれませんが、保育の活動記録を利用できていますか?
■保育ドキュメンテーションを利用する
●より可視化する
従来の保育活動の記録などであれば、書面にまとめるのみなので、時間の経過とともに記憶から薄れ、十分な振り返りができないこともあります。
それを踏まえ、保育ドキュメンテーションでは、文書化のみならず、映像化、動画化、音声化などで保育のさまざまなシーンを記録するのです。
写真や動画、音声などと一緒に保育活動記録をつけていくことで、一つひとつの場面が鮮明に蘇りやすくなり、良かった点や改善点がより具体的にわかるようになります。写真だけでなくビデオを撮ったり、音声を記録してより可視化することを行うのが保育ドキュメンテーションです。
●これまでを振り返る
職員ミーティングなどで保育ドキュメンテーションを活用して振り返ると、保育の質が向上します。
実際に映像や音声などを見聞きしながらミーティングを行うことで保育内容を確認できたり、適切な言葉かけができているかを検証できたり次に活かしやすくなるからです。
話したことを細かく覚えている方は少ないので、動画などで記録してあると確実にその時の保育や声かけがわかり振り返りやすくなります。

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