保育士に向いている人はこんな人!
保育士を目指しているのに家族や友人から「向いていない」など言われて悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
現在保育施設で活躍中の保育士もさまざまな性格を持ち合わせており、個性豊かな人材がそろっているものです。
では、保育士にはどのような性格の方が多いのでしょうか。保育士に向いている性格とはどのようなものかご紹介します。
■保育士に多い性格
実際の保育現場にいる保育士によくいる性格の人をご紹介します。
●面倒みのよい人
子どもだけでなく保護者との関係構築も大切な保育士の仕事。もともと対人関係で面倒見が良い性格の人は、こういった関係の構築もうまくこなすことができます。正面から対等に向き合ってくれ、細やかな気配りもできるかたが多く、なにより子どものお世話をすることが大好き。大人も子どもも関係なく自然と人がよってくる人ですね。
●元気で朗らかな人
元気で朗らかな保育士は、子どもたちに大きなリアクションを返したり楽しい反応を返したりすることで子どもに人気。子どもたちは自分のしたことや言ったことに対して反応を求めるからです。「元気なあいさつ」から始まるコミュニケーションも、自ら率先して生き生きと挨拶を交わすので、子どもたちだけでなく保護者にも安心感を与えることができています。
●責任感のある人
どのようなことに対しても責任感をもって取り組む性格の人は、保育士に多いです。子どもたちや保護者に向けた軽はずみな言動はしませんし、職員同士の連携をうまくとろうと努めます。子どもたちが危ないことをしていたり、怪我をしそうなことをしていたりするとすぐに注意をするなど、保護者や職員からも信頼を得ているのです。
■保育士に向いている性格
上記とともに保育士に向いている性格をご紹介します。
●臨機応変な人
突然思ってもみなかったようなトラブルが発生するのが保育園。臨機応変に判断し、迅速に行動することが求められます。
とはいえ誰でも最初からうまく対応ができるわけではありません。経験を重ねることで臨機応変に動けるようになってくるのです。
●誠実・謙虚な人
誠実で謙虚さのある保育士は「先生」と呼ばれる職業であっても態度が高圧的にならず、自分の落ち度を認めることができるので子どもや保護者、同僚とも良好な関係を築くことができます。向上心があるので、後輩や保護者からでも学べることは吸収していくことで成長を続けるのです。
●柔軟な人
子どもたち一人ひとりに柔軟に対応できる保育士は、子どもたちからも保護者からも信頼できる存在になります。いろいろな人の意見を認め、受け入れることができるので、同僚の保育士との連携でも穏やかな空気をまとっています。その性格や保育の姿勢が子どもたちの人格形成やクラスによい影響を与えるのです。
この中にご自身の性格が当てはまらなかったからといって保育士に向いていないと落胆する必要はありません。
実際に付き合ってみると子どもたちからは敬遠されがちな雰囲気をまとっているのに実はユーモアがあるなどのギャップで人気を獲得している保育士もいます。
前提は「子どもが好きなこと」。子どもたちにいろいろな性格がある以上、保育士もいろいろな性格の方がいてもおかしくはないのです。