「食事チェック」機能について
保育園ICT化が進む中、保育システムの中の機能について知っておくことで、園に導入したり、更新時に比較したりする指針になります。
今回はそんな保育システムの「食事チェック」機能(コドモン)についてどのようなメリットがあるのか従来と比較していきます。
■従来の「食事チェック」
厚生労働省のガイドラインに沿って「食育」に力を入れている保育施設は少なくありません。
「食事」は発育、発達、生命の維持に大切なもの。保育施設は第二の家庭として子どもたちの心身の成長に大きな役割を担っています。
従来は連絡帳を通して、どの子がどのくらい食べられたかを手書きしていました。しかし、管理するための時間は少なく、保育士の負担に。献立は保護者がお迎えの時間に確認できるように設置している保育施設もありますが、学校の給食のように月ごと、もしくは週ごとに献立表を配られる状態で、すぐに保育士や保護者が確認できる状態ではありませんでした。
■「食事チェック」機能とメリット
食事チェック機能では、幼児食や離乳食、おやつなどの内容とミルクの回数や量といった食事に関するチェックをタブレットなどの端末への簡単な操作で行うことができ、保護者への連絡帳機能に反映される機能です。
メニューの一つひとつに対して、どの程度食べたか、その時の雰囲気などをすぐに保護者に伝えることができるので、保護者がお迎えにきた時、保育士とのコミュニケーションに役立ちます。
献立のパターンを設定したり、ボタンひとつで献立の変更や画面への反映が可能なので、保育士の負担もかなり軽くなります。