保育お役立ち情報

一時保育の種類とメリットデメリットについて

2021.9.4 保育お役立ち情報

一時保育の種類とメリットデメリットについて

「一時保育」とは、その名の通り1日や数時間といった短期間、短時間で子どもを保育施設に預けることができるサービスのことで、「一時預かり」や「一時預かり事業」とも呼ばれています。今回は「一時保育」についてやメリットデメリットなどについてご紹介いたします。

一時保育とは?
「一時保育」とは、保護者がなんらかの事情で子どもの面倒を見ることができない場合に、1日や時間単位で保育施設などに子どもの保育を依頼することができるサービスです。
預けることができる年齢は施設によって異なっていますが、基本的には就学前の子どもが対象となります。
母親の急な体調不良、リフレッシュ、就職活動時など様々な理由で利用することができ、地域の子育て支援として年々需要が高まっているサービスです。

 

一時保育の利用目的
一時保育は、上記で記載しましたように、保護者の就労や病気、育児のリフレッシュなどを理由に利用することができ、大きくは以下3つの理由に分類されています。

・非定型保育
保護者の仕事や介護、就職活動などを理由として、一定期間継続して子どもを預けることが必要なケースです。
第二子出産のために、里帰り出産される場合もこの非定型保育に該当します。

・緊急保育
緊急保育は、急な事情で子どもの世話ができない状態になった場合のケースです。
例えば、保護者本人や家族の入院や冠婚葬祭などで、子どもの世話をすることが難しいという場合に、一時的に子どもを預けることができます。

・リフレッシュ保育
心身共に疲れている状態で子育てを続けていると、「育児ノイローゼ」になる危険性もあります。
そこで、子育てから一旦離れて休養する目的で、預けることができるケースが「リフレッシュ保育」です。
一時保育というと、よほどの理由がない限り預けらないとお考えの保護者の方が多いようですが、ショッピングやヘアサロンに行く、という目的でも認められています。

一時保育のメリットデメリット
保護者の様々な事情に合わせて利用できる一時保育ですが、子どもにとってのメリットとデメリットについてもチェックしておきましょう。

メリット
・保育園に行くことで、新しい友達ができる
・普段家庭ではできない遊びができる
・規則正しい生活を送ることができる

デメリット
・急な環境変化で子どもがストレスに感じる
・不特定多数の子どもと触れ合うことで、病気にかかりやすい

子どもにとっては、全く新しい環境で、知らない子どもや大人に囲まれるわけですから、
心理的な負担がかかってしまうことには違いないでしょう。
しかし、新しい環境で様々な刺激を受けることは、子どもの成長にとってもプラスになることです。
子どもの様子を担当の保育士から聞きながら、子どものケアもしっかりするようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。
一時保育は、子育てで辛いとき、緊急の事態の時などに利用することができる、子育てママの強い味方です。
一時保育の申し込みは、自治体や園に電話して予約、という形が取られていることが多かったのですが、
今はICT化が進み、ネットから予約が可能になっているところが増えていますので、いざという時のためにちぇっくしておきましょう。

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