神奈川県 LINEで子育て支援情報を「プッシュ通知」
世の中には様々な子育て情報があふれていますが、自分が住んでいる自治体の必要な子育て支援情報を取り忘れる、という経験のある人もいるのではないでしょうか。
今までは自治体の情報は自分が取りにいかなくてはいけませんでした。
また、例えば横浜市の場合、区、市、とそれぞれに支援があったりするので、日々赤ちゃんの世話で忙しく、ホームページや広報誌を見るのを忘れてしまった、なんてことも。
ママ友と話していて「え、それ知らない、調べてみる!」なんてこともあるでしょう。
この度神奈川県では支援情報を集約してLINEで届ける試みを始めたそうです。
どんなしくみなのか見てみましょう。
(※2024年1月13日(土)朝日新聞朝刊を参考にしています)
住んでいる市区町村や子どもの月齢に応じて「プッシュ型」サービス
この度神奈川県は、住んでいる市区町村や子どもの月齢に応じた子育て支援情報をLINEで通知するサービスを始めました。
嬉しい点①:市区町村ごとの子育て情報を集約している
嬉しい点②:子どもの年齢に応じて必要なタイミングで「プッシュ型」で通知する
これにより、保護者がいちいち探さなくても情報が得られるようになります。
県の公式アカウント「かながわ子育てパーソナルサポート」に登録
上記の公式アカウントに登録して利用する仕組みとなっています。
その人の居住地や子どもの年齢を入力すると、必要な時期に必要な情報が自動で届くようになります。
例えばこんなサービスが通知される
●出産予定日の1ヵ月前になると、出産後に申請できる児童手当の申請に関するお知らせが届く
●生後5日目には予防接種の通知が届く
●市区町村の医療費助成情報や奨学金の申請についての情報
●居住地近くの保育園・幼稚園・こども園の情報
●子ども食堂を探す機能
●各市町村のホームページへのリンク情報
高校生まで切れ目ない情報の通知が受けられる!
子育て支援情報は基本的に市区町村が提供するものが多いです。しかし各市区町村の情報はバラバラしています。
黒岩祐治神奈川県知事はこれらを整理してつなげ一元的にプッシュ通知できるようにするとのことです。
2027年度までには登録者17万人を目指すとのことです。
好き嫌いが分かれる!?LINEプッシュ通知
ほとんどの皆さんは日常的にLINEを使っていることでしょう。ただ、プッシュ通知には好き嫌いがあるのも事実、未読がどんどん増えるのが気になる方もいれば、何も考えずにスルーする方もいるでしょう。
月齢に合った情報がその都度来る仕組みは嬉しいですね。しかし本当に使える情報でないと「通知オフ」されてしまうことも。
「見ないと損する」本当に有益な情報のみを発信してほしいですね。