テンプレートで更に時短を!連絡帳機能
ICTシステムの連絡帳機能は、保護者と保育士、保育施設側との大切なコミュニケーションツールです。
手書きの連絡帳ではなかなか事務的なやりとりになっていたという保護者の方も連絡帳機能を使って発信してくれますし、いつでも返信や連絡ができるため保育士の負担軽減につながっています。
こちらではより使いやすく、時短につながる連絡帳機能についてご紹介しましょう。
保護者に伝えなければいけない連絡帳の内容
●その日のお子さんの様子
連絡帳にはその日にどんなことがあったかを記入します。
お子さんの様子や成長、気付きなどです。保護者の前ではみせないような姿を園では話したり行動したりしているかもしれません。
よりポジティブな言葉で保護者に伝えると、保護者の新たな気付きに繋がり、子育て支援の一環となるでしょう。
●保護者からの質問の回答
初めての子育てをしている保護者にとってはさまざまなことに戸惑いを感じることがあります。
連絡帳を通じて相談を受けることもあるでしょう。その際は必ず何らかの回答をします。
返事を先延ばしにすると信頼を失うこともあるため、込み入った内容であれば園長や主任と相談したり面談の提案をすると良いでしょう。
保護者とのスムーズなやりとりのために増える連絡帳のICT化
前置きが長く、質問されていたのに見逃してしまった、せっかく書いたのに読まれた形跡がない、読みやすい字や文章を書くのが苦手という点から手書きの連絡帳を負担に感じる保育士が増えています。
連絡帳をICT化することで保護者の閲覧確認ができますし、質問がある場合の通知を活用したり、文字の読みやすさを気にすることがなくなったりという、連絡帳の内容以外で負担に感じることがなくなるため、連絡帳機能を取り入れる保育施設が増えているのです。
連絡帳機能でより時短を
保育士にとって限られた時間で人数分の連絡帳を書き上げるのは大変です。
園によっては今日の出来事をまとめて掲示板に書いているということもあります。
連絡帳機能であれば、テンプレートや定型文を使うことで作業時間を大幅に削減することができます。
紙の連絡帳であればお迎えの時間までに保護者に渡さなければいけません。
しかし、ICTシステムの連絡帳機能を使えば、お迎えのときに連絡帳の記入が終わっていなくても子どもたちが帰宅した後にゆっくりと記入して配信することが可能です。
写真や動画も使えるため、よりわかりやすく保護者に今日の出来事や気づきについて連絡することができるでしょう。
また、質問の見落としもなくなりますし、込み入った質問であればより詳しく子育て支援に関する情報を提供できますし、保護者の不安が取り除けるまでテンポよくやりとりをすることが可能です。
テンプレートで冒頭の文章に悩んで時間を費やすこともなくなるため、保育士の負担がかなり軽減されます。
ぜひ保育ICTシステムの連絡帳機能を導入して事務作業時間を削減、子どもたちに使う時間を増やすことを検討されることをオススメします。