「保育の質向上」と「働き方改革」推進にICTを活用!現場の声
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ベネッセスタイルケアが運営する保育園62拠点に、ICTシステム「CoDMON(コドモン)」を2022年4月に一斉導入しました。
各園の職員に「保育の質向上」と「働き方改革」についてのアンケートをし、結果を公表しています。
「保育の質向上」と「働き方改革」推進にICTを活用!現場の声
株式会社ベネッセスタイルケアが、運営する保育園62拠点に、コドモン社の保育業務を支援するICTシステム「CoDMON(コドモン)」を、2022年4月に一斉導入しました。
導入の目的はICTシステム活用による各園の「保育の質向上」と「働き方改革」をさらに進めることです。
各園の若手スタッフを中心とした、IT関連が得意な現場のスタッフを「IT特命担当」に任命して園長と連携しながら各園の状況にあわせた導入体制を構築。
「IT特命担当」が、
・園内スタッフへの情報発信
・具体的なICTシステムの操作方法のレクチャー
・保護者の方への説明
などを行い、ICTシステム活用スタートから3ヶ月という短期間で62拠点一斉に実現することができたのです。
ベネッセの保育理念に通じた、各スタッフの得意な領域を活かし、個性を尊重したものになります。
保育ICTシステム導入後の職員アンケート
ICTシステム導入から3ヶ月経過したということで「保育の質向上」と「働き方改革」に関して、各園の職員にアンケートをとったところ、早速次のような効果が見られました。
以下現場職員のアンケート結果です。(保育ICTシステム コドモンを導入した園での職員アンケートより)
●保育の質向上
・毎日の保育活動を記録するドキュメンテーションを簡単に作成できるようになり、これまでよりも、こどもの育ちをスタッフ間で共有しやすくなった。
・園内の他のクラスの記録も見られるので他のクラスの様子もわかり、その子によりあった声かけができるようになった。
・お迎え時間よりも前に、保育園の様子を保護者のかたに伝えることができるので、お迎え時のコミュニケーションが以前より深まっている。
ICTシステム導入により、事務作業の時間が削減され、子どもたちや保護者へのコミュニケーションを取りやすくなり、スタッフ間での連携もとりやすくなったことがわかります。
人間関係がスタッフの離職理由に大きなウエイトを占めているので、離職率の低下という観点からも保育の質向上につながるでしょう。
●働き方改革
・食事・排泄・午睡などの連絡帳への転記がなくなったので事務業務の軽減になり、こどもに関わる時間が増えた。
・紙の配布物がなくなり、印刷の手間も省くことができ効率的になった。
・朝の欠席連絡などの電話がなくなり、こどもの保育に集中できるようになった。
・園全体での欠席・遅刻などの連絡がすぐにわかるようになり、その日の保育活動に活かすことができるようになった。
ICTシステム導入でこれまで保育士が行ってきたさまざまな業務がシステム化されたことによるコスト削減や業務ミス削減によって業務時間中に子どもたちと関わる時間が増え、働き方改革とともに保育の質向上にもつながっていることがわかります。
ベネッセの担当者は
「当社は、これからも“自分のこどもを預けたいと思える保育園をつくりたい”という思いを大切に、ICT活用によって保育に関する事務業務の効率化と情報の共有化を図り、保育スタッフがお子さまとの時間に専念できる環境を創出することで、さらなる保育の質向上につなげてまいります。」
とICT活用と現場の声について話しています。