保育園ICT関連ニュース

保育ICT実態調査結果

2022.5.27 保育園ICT関連ニュース

おすすめの保育園ICT化の比較をする保育システム ランキングでは、ICT化に関するニュースをご紹介しています。
幼稚園や保育園などの保育施設の経営者、子どもが園に通っている保護者を対象にした「保育ICTの実態」に関する調査結果が公表されました。
※クオリテック調べ

 保育ICT実態調査結果
2022年4月半ばにインターネットのアンケートとして保育施設の経営者と園児の保護者を対象に「保育ICTの実態」調査が行われました。
その結果として、8割以上の対象者が保育のICT化を進めてよかったと答えています。

保育のICT化を進めていますか?

●かなり進めている(25.5%)
●やや進めている(45.7%)
●あまり進めていない(18.5%)
●まったく進めていない(10.3%)
保育ICT化に向けて動いている保育施設が多いことが分かりました。

保育ICTシステムを取り入れてよかったと思いますか?

●とてもよかったと思う(30.2%)
●わりとよかったと思う(56.2%)
8割以上の人が「よかったと思う」と回答しました。
また、具体的な良かったことの理由の問いに関しては
・教員・保育者の業務が軽減された(54.1%)
・教員・保育者の残業が減った(43.4%)
・保育記録、勤務時間、給与などのデータの閲覧が簡単になった(39.2%)
といった回答が寄せられました。
ICT化により業務効率化が進んだことでより良い評価が保育者側から寄せられたことになります。

保育のICT化を進められない理由を教えてください

●使いこなせる自信がない(38.1%)
●教員・保育者が使用法を学習する時間がない(26.8%)
●価格が高い(22.7%)
取り入れる際に必要となるさまざまなコストと、それを踏まえた上で使いこなせる自信がないことがICT化を進められない理由として多くあげられました。

保育ICTシステムは必要だと思いますか?

●とてもそう思う(32.2%)
●ややそう思う(43.9%)
7割以上の方がICTシステムの重要性を実感していることがわかります。
上記の進められない理由を考えても本当は必要だけれど踏み出せずにいる保育施設があることがわかるでしょう。

お子さんが通っている園では保育のICT化が進んでいると思いますか?

●とても進んでいると思う(5.5%)
●どちらかといえば進んでいると思う(31.5%)
●あまり進んでいないと思う(41.7%)
●まったく進んでいないと思う(21.3%)

園児の保護者の向けのアンケート結果として保護者から見た保育施設のICT化の進み具合です。
たくさんの保育施設が保育ICT化の必要性を実感している中で、保護者の6割以上がICT化が進んでいないと感じていることがわかります。

保育のICT化が進めばどんなメリットがあると思いますか?

●欠席、遅刻、延長保育などの連絡が簡単にできる(71.3%)
●緊急連絡をタイムロスなく受けられる(56.1%)
●保育記録の閲覧が簡単にできる(43.9%)
●先生とのコミュニケーションが円滑にできる(40.4%)

小さなお子さんは体調を崩されることも多く、保育施設に連絡することも多いです。
そうした園への連絡や先生とのやりとりがスムーズにできることを多くの保護者がメリットに感じてることがわかりました。

アンケートでは8割以上の保護者が保育ICT化をすすめるべきだと回答しています。
やはりメリットと答えられた遅刻、欠席などの園への連絡、緊急連絡や保育記録の閲覧のICT化を希望する声が多く寄せられました。

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