【台風19号】別の保育所で受け入れを要請【臨時休園】
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厚生労働省は台風19号で被災した認可保育所や認定こども園などに通う子どもを別の安全な施設で柔軟に受け入れるよう、全国の関係団体に要請しました。
【台風19号】別の保育所で受け入れを要請【臨時休園】
日本中が台風の上陸に備える事態となった台風19号の接近。
イベントや遊園地などさまざまな施設も中止を発表するなど各方面に影響がでました。
ICTシステムを導入されている幼稚園や認定こども園、自治体の判断で臨時休園を決めた保育園では一斉メール送信で通知されたことでしょう。
■台風被害に際して柔軟な対応を要請
世界史最大規模とも言われた台風19号。その接近に際して厚生労働省が16日までに被災した認可保育所や認定こども園などに通う子ども達を別の安全な施設で柔軟に受け入れるように、全国の関係団体に要請しました。
保育士についても、自治体の枠を越えて被災地に応援派遣することの検討も求めています。
16日午後1時、福島県や栃木県など10都県で認可保育所や認定こども園などの保育施設計118施設が床上浸水や暖水の被害に遭いました。
再開には時間が掛かり、保育士が被災して出勤できないというケースも発生しています。
保護者の住宅や家財が損害を受けた場合、自治体の判断で利用料を減免できることも周知しています。
■あのテーマパークも休園を決めた中
台風15号が直撃した翌日も開園を決めた東京ディズニーランド。しかし台風19号の接近には、休園を発表しました。
保育園に関しては臨時休園のための法律や政令がないため、自治体にその判断をゆだねられています。
港区では認可保育園などを12日は臨時休園。他の浸水した保育園でも預かり保育のみ別の施設で請け負ったりと対策を取りました。
そんな非常事態で基本的に保育園は休園しないという状況にネット上で注意喚起がおきています。
東京ディズニーランドのある千葉県浦安市は保育園に閉園しない旨を指示。
最寄り駅は全て計画運休で、気象庁の緊急会見でも1200人が死亡した狩野川台風並と言われ命を守る行動をすべきと発表されているにもかかわらず、園児は安全を確保しながら登園とのこと。
保育士の安全は誰が守ってくれるのでしょうか。
待機児童の解消、保育士不足の解消をうたうのであれば、この劣悪な社会環境をまずは変えていくべきではとの声が挙がっています。