都内公立保育園初!ICTシステム導入
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東京都内の公立保育園でICTシステムを導入し、手書きの連絡帳をなくすという初めての試みが行われることになりました。
都内公立保育園初!ICTシステム導入
■パパ・ママ・保育士の負担を軽く
保育ICTシステム「CoDMON(コドモン)」が東京都渋谷区内の全公立保育所20園で2019年1月から段階的に導入・運用開始されることになりました。
保護者の利便性向上と保育士の働き方改革を目的としたものです。
東京都内の公立保育所では初めての試みとなります。
2019年以降も新たに9園の保育園を開園予定の渋谷区。
待機児童削減と保育士の業効率化による保育の質を改善する取り組みのため、ICTシステムの導入を決めました。
■導入されるICTシステムの機能
スマホやタブレット上で保護者と保育士が連絡を取り合ったり、保育士が保育業務の入力をしたりすることができるシステム「CoDMON(コドモン)」。以下のシステムが今回導入されることになりました。
●登降園の時間管理
朝のお子さんを預かる時間、保護者とのやりとりと子どもたちのお世話、電話対応と保育士の業務負担は大きいです。
手書きでリストにチェックしている時間がもったいないと考える方も多いでしょうし、きちんとチェックしてもらえたかどうか不安に思う保護者もいらっしゃるでしょう。
ICTシステム登降園管理機能でICカード専用の読み取り端末にかざすだけで登園情報が入力され、おやすみ申請もアプリで連絡することができ、朝の電話が不要になります。
●連絡帳
保育園の連絡帳が手書きだと保育士はもちろん、保護者の負担も多いでしょう。
朝の準備で慌ただしい中、書き込んで保育士に確認してもらう。
その保育士も注意喚起してもらわないと午前中は業務に追われて連絡帳の中を確認・記入できないということも少なくありません。
ICTシステム導入により、保護者は簡単におやすみの申請や連絡事項を伝えることができるようになり、保育士は一目でそれを確認できるようになります。
●お知らせ配信
渡した渡してない、聞いた聞いていないの水掛け論でトラブルが発生することもままある、クラス便りやお知らせ、献立表など。
手書きで作成したものを渡すのも保育士にとって負担ですし、保護者が確認できているかどうかの確認も負担に感じる保育士も少なくありません。
お知らせ配信機能では、クラス便りや献立表などをアプリで保護者のスマホやタブレットから確認することができ、手書きの方が作成しやすい、温かみを感じるという声もあるでしょうから、手書きのものをデジタル化することも可能。自動で配信し、効率化が可能です。