いざ転職活動!職場見学で見るポイントは?〜保育環境〜
スキルアップや人間関係の改善のため転職を考える保育士。
最近は新しい保育士を迎えるために職場見学に門戸を開いている保育園も増えてきました。
よりよい職場環境を求めるために、職場見学で確認するポイントをまずは保育環境からご紹介しましょう。
■清掃が行き届いているか
安全で清潔な保育環境を整えて維持できているかどうかは子どもたちの保育の基本といえます。
清潔さと整理整頓ができているかをチェックしましょう。保育園が汚いということは他の業務で手が回らないということです。
■おもちゃや絵本の充実度
良質なおもちゃや絵本が充実していれば、子どもたちの成長を第一に考えているという教育方針や姿勢が伺えます。
壊れたり汚れたままになっていないかもチェックしましょう。汚れたり壊れたりしたおもちゃで子どもたちを保育する環境はいかがでしょうか。
■制作物や壁面装飾の負担
子どもたちの制作物や楽しい壁面装飾は保育環境を明るく、季節を感じられるものにしてくれます。
壁面装飾が業務負担になっていないか、うまくローテーションさせられているかもチェックを忘れずに。
壁面装飾に力を入れているようなのに、子どもたちの制作物をうまく利用できておらず、季節物の壁面装飾がラミネート加工されていないようであれば、持ち帰りの仕事も多いと予想できます。
■ヒヤリハット防止の工夫
子どもたちの安全を第一に、事故防止の安全対策がきちんと工夫されているでしょうか。
棚の角にコーナーガードがとりつけられていたり、安全マットやクッション材が転倒しやすい場所に使われていたりなどチェックしましょう。
安全対策がとられていない→ケガをする子どもたちが多い→保護者からクレームがくる→業務負担増→保育の質が落ちるという悪循環が生まれていることが想像に難くありません。
清掃がゆき届き、整理整頓されていてる保育環境は、勤務体制や保育方針に無理がなく、楽しく健康的に働ける職場環境である可能性が高いので、職場見学しかチェックできないところをしっかりとチェックしておきましょう。