保育お役立ち情報

子どもたちを待たせない保育のちょっとしたこと

2018.5.21 保育お役立ち情報 , ,

子どもたちがなかなか言うことを聞いてくれないと悩んでいませんか?
ベテラン保育士さんはスムーズに次の行動に子どもたちを誘導しているのに
子どもたちが興味があるはずのものですらうまくまとめることができない。
そんな保育士さんのために子どもたちが言うことを聞いてくれるちょっとしたことをご紹介します。

■子どもたちが集中してくれないのはなぜ?
子どもたちが集中してくれないのは、単純につまらないからです。
朝の先生のお話もお歌も体操もなんだかつまらないと他のことに意識が働いてしまいます。
楽しいことであれば子どもたちは先生の指示をおとなしく聞きますし、集中して取り組んでくれるものです。
ではどうしたら子どもたちを待たせずあきさせない保育ができるのでしょうか?

■お出かけ前のちょっとしたこと
子どもたちを必要以上に待たせていませんか?
お出かけ前に「帽子をかぶったら列にならんでまっていて」なんて指示を出しても、帽子をかぶって並んだ子から隣の子と遊びだしてしまいます。
そんな時はお出かけの準備のときのルーティーンに手遊びを入れましょう。
子どもたちは大好きな手遊びを早くはじめたいので、すぐに帽子をかぶって列に並び、座って待ってくれますよ。

■お昼寝までのちょっとしたこと
お昼ご飯が終わって、ちょっとしたお片づけ、歯磨きをしてパジャマに着替えて・・・とお昼寝までの子どもたちに次々と指示ばかり出していませんか?
お昼ご飯を食べ終わる時間も子どもたち一人ひとり違いますし、歯磨きや着替えがあれば、さらに時間がずれてきます。
そんな時も楽しい雰囲気にするのがポイントです。
保育士が楽しく歌ったり楽器をかなでたら、その雰囲気に子どもたちは集まってきます。手遊びをルーティーンに入れるのも良いでしょう。
お昼寝までが子どもたちの楽しい時間になれば、すぐにまとまって行動してくれます。

■読み聞かせの前のちょっとしたこと
絵本の読み聞かせをする前も読み聞かせをすることを伝えるだけでは子どもたちは座って待ってくれません。
絵本の読み聞かせの前は、毎回同じ手遊びをするようにしましょう。
これが始まると静かに座って待つのがルールだといういうことを子どもたちに認識させられれば、アレンジを加えるのもアリ。
「お口はチャック、おててはひざに♪」なんて先生のお話を聞く姿勢を取り込むとよりスムーズです。
お遊戯会や運動会の時などで静かに話を聞かなければいけないという場面にもこれは使えます。

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