年賀状作成の注意点とポイント
新年を迎えるにあたって、保育士として園児とそのご家族に年賀状を送ることは、日々の感謝を伝える良い機会。特に、園児一人ひとりに合わせたメッセージを加えると、保護者との信頼関係も深まります。
ただし、内容や送り方には注意が必要です。
園から送る年賀状作成のポイントや注意点、具体的な例文や宛名の書き方などについて詳しくご紹介します。
年賀状作成前の注意
年賀状を送る前に、以下の点を確認しましょう。
園の方針を確認
近年ではすでに年賀状じまいをしている園や、過去に年賀状を送った前例のない園など、年賀状への考え方はそれぞれです。まずは、年賀状の送付についてどうするか、園長や先輩に確認してください。
個人情報の取り扱いに注意
年賀状には、保育士個人の住所を記載しないようにしましょう。差出人には園の名前と住所を記載するのが一般的です。
また、園児の個人情報が特定される内容や写真は避けましょう。
2. 宛名の書き方のポイント
宛名は正確かつ丁寧に書くことで、信頼感がアップします。
保護者宛にする場合
「○○様(保護者名)」として送るのが一般的です。
園児を含める場合
「○○様・△△ちゃん」といった形で、保護者と園児の両方を宛名に加えるのがおススメです。
3. 年賀状の内容例
年賀状に書く内容は、感謝と新年の挨拶を中心に、温かみのある言葉を添えると良いでしょう。
[基本構成]
①新年の挨拶
②感謝の言葉
③子どもへの応援メッセージ
④結びの言葉
例文:保護者と園児宛
田中太郎様・花子ちゃん
新年明けましておめでとうございます。
昨年は保育園での活動にご協力いただき、ありがとうございました。花子ちゃんが毎日元気いっぱいに遊び、笑顔を見せてくれる姿に私たちもたくさんの元気をもらいました。
本年も、花子ちゃんが楽しく過ごせる環境づくりを心がけてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
寒い日が続きますが、ご家族皆様が健康で素晴らしい一年をお迎えできますようお祈り申し上げます。
4. デザインのポイント
デザインは親しみやすく、全員が安心して受け取れる内容を心がけましょう。
干支や季節感のあるイラストを使用
干支やお正月にちなんだイラストを使うと、年賀状らしさが増します。ただし、宗教的要素の強いデザインは避けましょう。
色合いは明るくシンプルに
明るく温かみのある色使いを心がけ、派手すぎないシンプルなデザインにすると好印象です。
5. 投函のタイミング
年賀状は12月25日までに投函すると元旦に届きます。準備を早めに進めて、余裕を持って投函しましょう。