保育お役立ち情報

休日でも保育施設は必要!いち早く取り組む神奈川県相模原市

2023.11.17 保育お役立ち情報 , , , , , ,

「こども誰でも通園制度」の発足について、政府は話し合いを重ねているそうですね。
親の就業あるなしに関わらず子供を預けられるのはとても助かります。
親だって1人で出かけなければならいことだってありますし、たまには育児から解放されてリフレッシュしたいでしょう。
一方で、休日でも仕事をしている親は多く、休日保育のニースは高いと言われています。
一般的に日曜や祝日は保育園は休み。でも働いている親は意外と多いとも言われています。
ここでは神奈川県相模原市に事例をもとに、休日保育の必要性を再認識してみましょう。
(※2023年10月29日(日) 朝日新聞朝刊より)

日曜・祝日に仕事をしている親は多い

保育園が休みになる日曜や祝日に仕事をしている思いのほか多いとされています。
そんな中、神奈川県相模原市が2024年の4月から「休日一時保育」始める、ということで話題になっています。
仕事だけでなく、「たまには夫婦で映画が見たい」「ゆっくり座って食事がしたい」「カフェでゆっくりしたい」といった目的でも利用できるとのこと。
仕事の有無にかかわらす休日や祝日に保育施設が利用できるのはまだ全国的にも珍しいとのことです。

対象は相模原市在住の未就学児

保護者が仕事で利用する場合は一切無料。仕事以外で利用する場合は1時間当たり300円以内にする予定とのことです。
この事業に応募した「エンゼルハウス保育園」(緑区)は、日曜や祝日に働いている親が多いな、という実感が以前からあったそうです。
園でアンケートを行ったところ、約20人から希望があったとのこと。また「仕事でなくても利用したい」という意見も合ったそうです。
来年度から、仕事が理由による子どもの預け入れを10人、仕事以外の預け入れを10人、それぞれ枠を作るとのことでした。

一方で課題も多い現実

一方で課題もあります。この園では休日保育を始めるにあたり、保育士を4人ほど採用したい考えだそうです。しかし、全国的な保育士の不足により、確保は一苦労とのこと。
同園長は「保育実習で受け入れた学生への働きかけをしてなんとかか確保したい」と語っています。

相模原市長も「ファミリー層に選ばれる都市にしたい」

相模原市長もこれからの都市は子育て支援が必須と考えているようです。
子育てをしやすくすれば、相模原にファミリー層が引っ越してきてくれるかもしれません。今後は南区の相模大野や中央区のでも受け入れてくれる保育園を探して、もっと休日保育施設を増やしたい意向だそうです。

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