保育お役立ち情報

保育現場におけるDX、デジタル化、ICT化の違い

2023.5.23 保育お役立ち情報

DX(Digital Transformation)とデジタル化、ICT化は全てデジタル技術を活用することを目的とした言葉で、それぞれ混同されがちですが、それぞれに微妙な違いがあります。
保育現場においても演じの為、保育士のためにDX、デジタル化、ICT化が進んでいますが、それぞれの違いはどういったものなのでしょうか。
こちらではDXとデジタル化、ICT化の違いに関してご紹介しましょう。

DXとデジタル化、ICT化の違い

DX
デジタル技術を活用して、ビジネスプロセスを変革し、新しい価値を生み出すことを指します。
DXでは、ITやAI、IoTなどのデジタル技術をビジネスに取り込むことで、従来のビジネスモデルを変革し、より高い生産性や顧客満足度、競争力を実現することが目的です。

デジタル化
紙媒体からデジタル媒体に変換することを指します。
具体的には、書類や文書をスキャンして電子化する、CDやDVDをMP3やMP4に変換するなどが挙げられます。
デジタル化によって、情報を効率的かつ簡単に共有・保存・検索することができるようになります。

ICT化
情報通信技術を用いて業務を効率化することを指します。
具体的には、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末を用いて、業務に必要な情報を共有・収集・管理することが挙げられます。

保育現場に置けるDX、デジタル化、ICT化

保育現場においても、DXやデジタル化、ICT化が進んでいます。
例えば、保育園においては、園児の健康状態や食事内容をアプリで管理することで、保育の質を向上させ、保護者とのコミュニケーションをスムーズにする取り組みがあります。
また、デジタル化によって保育園での書類管理が簡素化され、園児の情報をより効率的に管理することができるようになりました。

さらに、ICT化によって、保育士の業務の効率化が進んでいます。
例えば、保育園においては、ICTを活用して保育士の勤務表を自動生成し、業務を分担することができるようになっています。
子どもたちの安全を見守るためのICTシステムも保育士の精神的な負担を軽減しています。
園児の保育内容を効果的に共有することができるようになり、保育士同士のコミュニケーションがよりスムーズになりました。

いかがでしょうか。
DXは働きやすくするための考え方や取り組みで、デジタル化、ICT化はDXの目的を達成するための手段ということです。
デジタル化、ICT化を進めることによって、より働きやすく、効率的で質の高い保育を実現し、保護者への子育て支援も手厚くできるようになるでしょう。

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