ICTシステムを活用しノンコンタクトタイムを効率化しよう
ノンコンタクトタイムをご存知でしょうか?
保育士や幼稚園教諭が勤務時間内に子どもたちと関わらない時間のことです。
質のよい保育を提供するために保育活動の準備や職員同士の情報共有などを目的としています。
こちらではノンコンタクトタイムで行われる保育者の行う業務内容、その効率化についてご紹介します。
ノンコンタクトタイムで行われる業務とは
勤務時間内に子どもたちと関わらない時間・ノンコンタクトタイムを設け、保育士が行う業務は以下のよう内容が主です。
保育施設によって内容は異なりますが、保育士の事務作業になります。
・連絡帳の記入
・保育士日誌の記入
・指導案の作成(月案・週案・日案)
・園児管理票の記入
・園児の保育記録の作成
また、保育の質を上げるための会議や、壁面装飾、行事の準備の他、室内やおもちゃなどの消毒など衛生管理や保護者対応もノンコンタクタイムで行われます。
そのため保育士にはとても負担が大きいのです。
特に保育記録や指導案の作成などは記入に時間がかかるので、ICTシステムの導入で効率化を考えるのがノンコンタクトタイムを充実化させるポイントでしょう。
ノンコンタクトタイムのICTシステムでの充実化を図る
ノンコンタクtタイムを充実させることでさまざまなメリットがあります。
・事務作業の連携が取りやすい
ICTシステムを取り入れることでタブレットやパソコンなどにより情報をスムーズに共有できるようになります。
口頭でのコミュニケーションをとることも大切ですが、園児情報や指導案などの書類を共有することができるため職員同士の報連相がしやすくなるでしょう。
緊急連絡など保護者からの連絡も口頭やメモで伝える手間がなくなるのでミスや漏れなどから開放されます。
・保育環境の改善に取り組みやすくなる
指導案や保育記録の共有がスムーズになるため、子どもたちの体調や状況、保護者対応や気になった点などの申し送り、会議や保育活動の引き継ぎもスムーズです。
こうした業務の効率化ができればノンコンタクトタイムに保育環境改善に向けて取り組む時間が増え、保育の質が向上するでしょう。
残業や離職を減らせる
ノンコンタクトタイムは勤務時間内に事務作業を行うことで残業時間をへらす目的もあります。
しかし、事務作業yあ行事の企画運営など多種多様な業務を手作業で行うと結局ノンコンタクトタイムを利用しても残業になってしまう場合が感がられるでしょう。
残業が多いと特に結婚や出産、育児を考えている保育士の場合、職場を離れるケースが少なくありません。
ICTシステムを導入し、ノンコンタクトタイムを充実させると効率的に作業をすすめることができるようになり、保育士間のコミュニケーションも連携もスムーズになるため残業が減りやすくなります。
転じて離職を減らせるため、離職とその前後に関わる業務が増えることを防ぐことができるでしょう。